CCG-AEI中米経済貿易発展シンポジウムが18日に北京で開かれた。中米の専門家18人が中米首脳会談及びトランプ政権発足100日後の中米経済・貿易の現状と未来について深く議論し、中米経済・貿易のチャンスと試練について研究・判断し、両国関係のために提言をした。学者は世界第一、第二の経済大国である米中の協力は世界経済への貢献となり、両国民に利益をもたらすことができるとの考えを示した。また、中米のインフラ協力には大きな余地があるとした。人民網が伝えた。
AEIのアレックス・ブリル研究員は「中米両国は互いが責任を担うことを必要としている。中米は世界第一、第二のエコノミーであり、二国間貿易関係は非常に重要だ。全世界も両大国が共に責任を担うことを必要としている。グローバル化推進プロセスにおける中国の決意は揺るぎないものだ。中米関係の構築において対話の重要性は軽視できず、かつ公開のルートを必要とする。中米関係の議論にはより多くのデータを加えるべきだ」と指摘した。
米国の多くの人はマクロな観点から中米関係の行方を分析する。このためマクロな問題を考える時にはより具体的であることを提言する。例えば米国の貿易赤字、二国間投資などの問題を議論する時には、中米が協力なのかそれとも対立なのかをより具体的、客観的に見る。答えははっきりしている。中米は協力であり、パートナーだ。
CCG学術委員会専門家、国務院参事、中国人民大学国際関係学部教授の時殷弘氏は「革新によって中米関係の順調な発展を推進する必要がある。中米両国は意思疎通の過程において中米関係を革新・推進すべきだと共に考えている。中国は現段階における米国内のいくつかの問題も注視する必要がある。これらはいずれも中国と関連のあるものだ」と指摘した。
CCGシニア・フェロー、元商務部(商務省)米州大洋州局長の江山氏は「中米は相互信頼を構築し、経済政策協力を強化する必要がある」と指摘した。
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