中国では貧しさの度合いを誇張して表現するのに「貧しくて土まで食べることになった」という言い方があるが、陜西省に住むある女性は、実際に30年以上、土を食べ続けている。
40代の崔麗さんは、毎年15キロ以上もの土の塊を食べ続けてもう37年になる。毎日昼になると胡桃ほどの大きさの土を取り出し口の中に運ぶ。この土を食べる癖を治すため、彼女は医師に相談したこともあるが、結局この癖を改善することはできなかったという。医師によると、土を食べるというのは異食症の症状で、主に体内の亜鉛や鉄等の微量元素が不足していることが原因と見られている。そのため日常的に鉄や亜鉛を多く含む食べ物を摂ることをアドバイスしている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年5月19日
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