浙江大学機械工学を専攻する大学2年の王章霖さんは、中学生のころから折り鶴を折り始め、彼が折る鶴は次第に小さくなっていき、ついには肉眼で確認するのが難しいほどのわずか1ミリ大の折り鶴を折れるようになったという。
男の子が10年近くもこういった工作を続けているというのは、ちょっと想像がつかないことかもしれない。小学校の授業で初めて折り紙を手にした時から、王さんの工作に対する思いは熱くなるばかりだった。他の男子生徒同様、彼も卓球やゲームを楽しむが、他人と違うのは週末などには数時間、工作を楽しむ時間をとることだ。
工作などは女子が得意とすることと考えている人が多いだろうが、王さんにしてみると、工学を学ぶ男子は、手先が器用で、細部にこだわる性格な上、彼のように静かに工作を楽しみ、騒いだり、派手に遊んだりはしないのだという。王さんは「生活とは非常に単純なもので、好きなことはがむしゃらになってやり続ければいいと思う」と語った。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年12月13日
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