中国の大手編集プロダクション・新経典文化は8日、日本の人気作家・村上春樹自伝的エッセイ「職業としての小説家」の中国語版が12月中旬に刊行されることを明らかにした。同作品は村上春樹が6年間かけて書き上げた初めての自伝的エッセイで、作家デビューから現在までの軌跡、小説の書き方や書き続ける姿勢、さらに「文学賞」への思いを綴る章もある。京華時報が報じた。
小説家になってからの35年の間に、村上春樹は長編小説13作を刊行し、それが50以上の言語に翻訳されてきた。このように世界で名を馳せる小説家になっているものの、表舞台にはほとんど姿を現さないため、村上春樹は非常にミステリアスな存在になっている。では、村上春樹はどのように小説家としての道を歩み始めたのだろう?村上春樹にとって、何が幸せなことなのだろう?村上春樹は芥川賞やノーベル文学賞にどんな思いを抱いているのだろう?これらの質問の答えが「職業としての小説家」で全て語られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月9日
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