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男子陸上短距離、中国と日本のガチンコ勝負時代突入

人民網日本語版 2017年05月15日16:47

このほど上海で開催された陸上の世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグで2004年アテネオリンピック男子110mハードル金メダリスト劉翔(リュウショウ)に継ぐスターが登場した。蘇炳添(スー・ビンチャン)選手が13日夜、世界の強豪を制して男子100メートルで優勝し、同大会で最も輝かしい「ダイヤモンド」を中国にもたらしたのだ。その後、謝震業(シャシンギョウ)選手が200メートルで中国記録を塗り替えた。これにより、中国ではポスト・劉翔となる男子短距離走の選手が育っていることが示された形だ。今回は、日本の桐生祥秀選手がフライングを犯して失格となったため、男子100メートルは、中国と日本が1位を争う展開にはならなかった。しかし、8月に英ロンドンで行われる世界陸上競技選手権大会の男子リレーにおいて、中国の最大のライバルが日本であることに変わりはない。北京青年報が報じた。

上海大会で中国のニュースプリンター登場

劉翔が現役を引退して以降、中国はニュースプリンターの登場を首を長くして待っていたが、ついに蘇選手が登場した。

蘇選手がトップの10秒09のタイムでゴールを駆け抜けると、上海八万人体育場には割れんばかりの大歓声が上がり、その大きさは劉翔が金メダルを取った時にも劣らぬほどだった。

ダイヤモンドリーグは、世界のトップレベルのアスリートしか招待されない。今回の男子100メートルも例外でなく、そこで金メダルを獲得したということは、蘇選手が高い実力を誇っていることを示している。


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