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第3回中独外交・安全保障戦略対話が開催

人民網日本語版 2017年04月28日14:16

王毅外交部長(外相)とドイツのガブリエル副首相兼外相は26日、第3回中独外交・安全保障戦略対話を行い、中独関係、中国・EU関係、国際・地域問題について踏み込んで意見交換した。双方は共同記者会見で対話を総括し、成果に富み、広範な共通認識にいたったとの認識で一致した。人民日報が伝えた。

双方は包括的な戦略パートナーシップを深く推進し、次の段階の上層部訪問の準備を整え、人・文化、財政・金融、安全保障のハイレベル対話・交流制度を実行に移して、両国協力に新たな原動力を加えることで合意した。

双方は両国の経済・貿易協力の本質が互恵・ウィンウィンであり、補完性が競争性を大きく上回ると認識。経済グローバル化が逆風にさらされ、保護主義が台頭する現状の下、世界の貿易大国として双方は貿易自由化及び投資円滑化維持の旗を掲げ、開放・包摂、協力・ウィンウィンのメッセージを対外的に発するべきだとした。双方は相手国の企業による自国への投資に、より円滑なビジネス環境を築く意向を共に表明した。

王部長は「世界第2の経済大国、第4の経済大国として、双方は互恵協力の強化を必要としているだけでなく、平和・安定維持の重要な責任を担ってもいる。とりわけ現在の複雑で変化に富む国際情勢の下、中独戦略協力の包括的推進には、非常に現実的かつ積極的な意義がある。中国は欧州の問題やグローバル・ガバナンスにおいてドイツがより重要な建設的役割を発揮することを支持する」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年4月28日

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