今年2回目を迎えた4月24日の「中国宇宙の日」に中国最大のロケット「長征5号」が再び出発した。航天科技集団の中国運載火箭(ロケット)技術研究院が発表した情報によると、長征5号を積んだロケット輸送船が天津港を離れ、海南省文昌市に向かった。これは長征5号の2回目の飛行任務に向け、カウントダウンが始まったことを意味する。中国青年報が伝えた。
長征5号は中国ロケット技術研究院が開発を担当する中国の技術が最も複雑で、積載能力が最大の次世代ロケット。積載能力は低地球周回軌道で25トン、静止トランスファ軌道で14トン。1本目の長征5号ロケットは昨年11月3日、文昌市で初の打ち上げに成功した。今回は同じ型式となる「遥2」で、6月末に衛星「東方紅5号」を打ち上げ、継続的な月探査事業の技術検証を行う予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年4月25日
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