上海図書館は11日、「上海市公共図書館2016年閲覧報告」を発表した。報告によると、2016年には85万4千人の利用者が上海図書館で書籍を借りており、1人当たりの年間貸出冊数は29.4冊となった。うち、半数以上の読者の年間貸出冊数が13冊を上回っており、貸出冊数最多利用者は2649冊を借りていた。解放日報が伝えた。
2016年年末時点で、上海市の有効期限内の読者カード所持者数は延べ399万5800人に達した。5年前の延べ73万7600人と比べると、その数は急速に増え、読者の出身地は160の国・地域に及んだ。
ここ数年、上海市の書籍流通量は安定的な増加傾向を見せており、2016年の貸出冊数は前年比5%増となった。成人読者のうち、若者の読者の貸出冊数は総じて中高年の読者を上回った。児童の読者のうち、小学生の貸出冊数は中学・高校生を上回った。高校生は経済、工業技術などの分野の書籍を借りる割合が比較的高かった。小学生はさまざまな分野の本を閲覧していることがわかり、百科事典などの貸出冊数が比較的多かった。就学前の児童は文化、科学、教育、体育などの書籍を閲覧している割合が比較的高かった。また、文学、歴史、地理、旅行、医薬・衛生などの書籍は各年齢層の読者から広く人気を集めていた。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年4月13日
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