外交部、中国人の安全確保を仏側に望む

外交部（外務省）の陸慷報道官は29日の定例記者会見で「フランス外務省、内務省の担当者はいずれも、在仏中国人射殺事件について真剣に対処し、早急に調査を終えて事件の真相を公表すると表明した」と説明した。

陸報道官は「3月28日に外交部領事局と在仏大使館の担当者がそれぞれフランスの在中大使館、内務省及び警察側担当者に相次いで緊急の申し入れを行い、中国側の重大な懸念を伝えた。またフランス側に対して、早急に真相を解明し、調査結果を公表し、事件に対する在仏中国人同胞の反応を理解し、自制を保ち、再び衝突が生じて事態がエスカレートすることを防ぎ、関係者の理に適った訴えに積極的に応じるよう求めた。フランス側が的確で効果的な措置を講じて在仏中国人の安全を確保し、合法的権益を保障することを希望する」「外交部、在仏大使館は引き続き事態の推移を緊密に注視し、フランス側に適切な取り扱いを促す」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年3月30日