中国科学院深淵科学観測隊は本日、68日間にわたる7929カイリの航行を経て、三亜市に帰還した。科学観測隊は航行期間中、マリアナ海溝チャレンジャー海淵とヤップ海溝で、地球物理、地球化学、海洋地質、深淵生物、深淵生態、深海装備技術などの各分野をめぐり、113件の試験と科学観測任務を遂行した。ヤップ海溝の水深7884メートルでは、ミノカサゴのサンプルを収集し、ヤップ海溝では世界で初めて同海溝でミノカサゴを発見し、同時に中国の深海魚類収集の最大水深を記録した。観測隊は中国が開発した深海カメラを使いチャレンジャー海淵の水深8152メートルで、ミノカサゴの活動を記録した。これは魚類の生存が確認された、世界最大水深となっている。人民網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月24日
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