西安四方超軽材料有限公司の開発・実験室内でこのほど、陝西省サンマリア工学研究センター長、西安交通大学教授の柴東氏は、「我々が開発した新型マグネシウム・リチウム合金(サンマリア)の密度は用途に応じて、1立方センチメートル当たり0.96-1.64グラムに変えることができる。これは世界で最も軽い金属構造材料だ」と水に浮かぶサンマリアを指差しながら、記者に語った。人民日報が伝えた。
世界で最も軽量の金属構造材料であるサンマリアを衛星に用いることで、その重量を大幅に軽量化し、ペイロードを増やし、打ち上げコストを下げることができる。中国が昨年打ち上げに成功した、世界初の二酸化炭素観測科学実験衛星の高分解能マイクロ・ナノ衛星のボディには、ほぼすべて中国が独自に開発・生産したこの超軽量材料が用いられている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月24日
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