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革新的企業家集うボアオフォーラム シェア経済に注目

人民網日本語版 2017年03月23日17:06

ボアオ・アジアフォーラムは、集まって素晴らしいアイディアについてみんなで討論したり、人工知能(AI)に関するスピーチを聴いたりとさまざまなスタイルで行われ、今や非常に多様な、包容力の極めて高い一大イベントに成長した。革新的企業家「創客」が集う場でもあり、今回、彼らのまなざしはシェアリングエコノミーに向けられている。一財網が伝えた。

創客と投資家がともに注目する最大の話題は、シェアリングエコノミーが中国のビジネスや社会など各方面に与える影響だ。昨年のネット予約自動車や自転車シェアについての討論がシェアリングエコノミーを再び熱い議論の的に押し上げた。

音楽、文化、クリエイティビティ、科学技術の融合という要素が、今回のフォーラムではあちこちに充満している。「匠の精神」というフォーラムでは、枯山水の世界を作り出す日本の国宝級の作庭家・枡野俊明氏と故宮博物院の単霽翔院長の対話を聞くことができる。別の会場では、文化の伝承と芸術の革新というテーマのサロンが開催されており、歌手の汪峰氏のコンサートを聴くことができる。海洋や森林の保護について自然の声を聞くというテーマの分科会があり、俳優の湯唯氏と1対1で向き合うチャンスだ。また「スポーツ大時代」というサミットには、スヌーカーのチャンピオン丁俊暉氏、五輪の飛び込みチャンピオンの呉敏霞氏、女子バレーボールの名将・魏秋月氏たちが姿を現す予定だ。

大規模会場で活躍する一群の人々は「創客」と呼ばれる。創客の定義は、ハードウェアの創造者、また起業家だ。ボアオフォーラムにはアジアの創客たちがごく自然に集まるようになった(企業が紹介を担当)。韓国のチケットモンスター、マレーシアのGrab、日本のフラー、シンガポールのニンジャバン、インドのMydalaなどの創業者が、58集団傘下の転転、小紅書、回家吃飯といった中国のベンチャー企業の創業者と顔の見える交流を行う予定だ。グローバル投資家もニューエコノミーの流れにおける投資ロジックを共有することになる。こうした投資家にはゴールデンゲートベンチャーズのポール・ブラジール執行パートナー、ブレイヤー・キャピタルの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェームズ・ブレイヤー氏などが含まれる。

ボアオフォーラムに参加予定のローランド・ベルガーのパートナー戴璞氏は、「グローバル化の流れがますます顕在化する時代の中、過去数年間、中国は革新の震源地へと急速に成長したが、中国企業は国内市場をより重視する。需要を土台として構築された、ユーザーが駆動し、顧客が中心となる革新モデルが大規模な発展を遂げており、中国の市場規模と新しい事・モノに対するユーザーの受け入れレベルが、どちらも革新と新しいビジネスモデルを後押しする役割を果たしている」との見方を示す。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年3月23日

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