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上海虹橋空港第1ターミナルA棟改造工事完了 26日より利用開始

人民網日本語版 2017年03月21日15:59

上海空港集団は20日、上海虹橋空港第1ターミナルビルA棟と交通センターの改造工事が完了し、今月26日から正式に利用開始となることを明らかにした。中国新聞社が報じた。

上海航空中枢戦略計画によると、虹橋空港は上海のハブ空港として重要な構成要素となっており、厳選された快速航空路線の運行を主な特色とする国内大型ハブ空港の建設を目指している。全体設計計画によると、年間の利用客数は延べ4千万人、貨物取扱量100万トン、航空機離発着数延べ30万機というニーズを満たす。このうち、改造工事が行われていた第1ターミナルは、年間利用客数延べ1千万人、主に香港・マカオ・台湾および日本・韓国間のチャーター便や中国国内線の運行需要を満たし、海外路線については、地域内フライトの離発着を担う。

新ターミナルビルは、国際線エリアの機能と環境面で、旧ターミナルビルより大幅に改善・向上した。1つのビルの中にターミナルビル、交通センター、地下鉄が設けられているため、旅客の「乗換ゼロ」を実現しただけではなく、A棟改造後は、税関検査場数とセルフ通関設備数が増え、旅客の出入国審査のスピードがさらにスピーディになった。また、A棟改造後の商業エリア面積も、旧ビルの2倍に相当する5620平方メートルに達した。このうち免税店の面積は2080平方メートルと、旧ビルの5倍になった。虹橋空港には、市場で十分な知名度を備え、浦東空港でも人気が高い免税品ブランドの一部が導入される。飲食の分野では、中国スタイルから、西洋スタイル、日本スタイルなどさまざまな選択肢を提供するほか、中国国内の有名飲食チェーン店も導入、旅客の様々な飲食ニーズに対応する。

また新ターミナルビルでは、無料Wi-Fiサービスが提供されるほか、国際線出発ロビーには高速インターネット接続エリアが設けられ、よりスピーディで安定した無線インターネットサービスがビジネス客に無料で提供される。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年3月21日

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