中国民用航空局の馮正霖局長は北京・天津・石家荘の空港について、「北京首都空港は、ピーク時間帯には航空機が平均49秒ごとに離発着する、世界で最も離発着回数が多い空港の一つだ。今後、北京の新・旧空港を中心とした国際航空中枢の建設を進め、天津・石家荘の両空港の機能合理化を推進し、差別化した空港運営体制を展開していく。天津空港は国際ハブ空港と物流センターとし、石家荘空港は低コスト運営を行う空港とする。外地の旅客が天津空港に到着しても、北京の空港に到着した場合と同様の扱いとする。今のところ、二・三線都市から北京に飛ぶフライトの離発着が全体の28%を占めている。差別化運営が実現すれば、これらのフライトの一部が天津・石家荘空港に分散されることで、北京の空港の国際フライト離発着キャパシティが大幅に向上する。2019年に北京新空港が完成すれば、このような効果が現実のものとなるだろう」という見解を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月7日
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