あるネットユーザーは今月14日、微博(ウェイボー)に「英語ができなかったら、デリバリーの注文もできないよ」と投稿し、その投稿の中で、「四川外国語大学に来たデリバリーの配達員から、料理を取りに来るように英語のショートメッセージが来た」とつぶやいた。その配達員は毛召木(18)さんで、四川外国語大学の高等教育自学考試(自習者が受験する学歴を得ることを目的とした高等教育国家試験)を今年下半期に受ける予定で、将来の夢は同時通訳になることだという。 重慶晨報が報じた。
全文英語のショートメッセージが話題に
14日、「Hello,your phone was power off……」と、英語で書かれたショートメッセージのスクリーンショットがネット上で話題を集めた。そのメッセージは、四川外国語大学のある学生と毛さんのやりとりで、電話の電源が切れていたため、毛さんはショートメッセージで連絡を取ろうとしたようだ。それが話題になった理由は、ショートメッセージが全文英語で書かれていたためだ。この毛さんに取材を申し入れるため、紆余曲折を経て、ようやく本人と連絡を取ることができた。
毛さんは重慶市璧山区出身で、取材には驚いた様子。「英語の練習をしたかっただけで、四川外国語大学の学生なら絶対英語ができると思った……」と毛さん。
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