2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国の有人月上陸には3つの難題解決が必要

人民網日本語版 2017年03月06日13:24

全国政治協商会議委員、中国航天科技集団公司第五研究院月探査衛星総指揮兼チーフデザイナー顧問の葉培建氏は「人類は地球から出なければならないが、月は人類から最も近い星だ。中国の宇宙事業従事者が有人月上陸を諦めることはない」と述べた。新華社が伝えた。

「2016中国の宇宙事業」白書によると、中国は今後5年間で、地球・月空間の有人探査・開発に向け、基礎を固めることになる。計画によると、月探査機「嫦娥5号」は年内に月のサンプルを収集し、帰還する予定だ。これにより中国月探査プロジェクトの「周回・着陸・帰還」という3ステップがすべて完了することになる。

葉氏は「無人月探査と有人月上陸には高い関連性がある。無人月探査を通じて、有人月上陸に向け多くの資料を提供できる。しかし無人月探査では、有人月上陸の技術的需要を満たすには不十分だ。後者は規模、安全性、信頼性などの面で、前者を大きく上回る。これは将来的に、技術の難題解決を続ける必要を意味している」と話した。

葉氏は「正式にプロジェクトが立案されれば、中国は月上陸に備え3つの主な進展を実現するべきことになる。まずは人と探査機を月に送り届ける大型ロケットの研究開発。次に地球と月を往復するための生命維持・安全・活動条件の整備。それから地上施設を増設し、各種試験の十分な検証を保証する点だ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年3月6日

関連記事

コメント

最新コメント