北京は今年、大気汚染改善のために180億元(約3000億円)を投じるほか、環境保護の監督・検査を強化する。今年1月には環境保護警察が設置され、違法行為201件が摘発された。このことは、28日に開催された北京・天津・河北省とその周辺地域の大気汚染予防・改善協力グループの会議で明らかになった。
中央環境保護監督・検査の基準に基づいて、北京では1年を通じて、監督・検査を展開する。北京は今年、大気汚染改善に大きな力を注ぎ、燃焼する石炭の総量を300万トン減らす。また、基準を満たさないディーゼル車の摘発を強化し、北京市内を走る環状高速道路・六環路では走行規制が実施される。また、市内を走る路線バスの乗務員や清掃員などはマスク着用を指示し、さらに、製造企業500社の営業を停止するほか、工事現場を100%覆って砂ぼこりが発生しないようにし、各関連地域・部門による協同取組みを強化する。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月1日
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