東京中国文化センターで20日、展覧会「歓楽春節 上海旧校場木版年画展」が開幕した。同展覧会では、上海市歴史博物館で所蔵されている、民間版画工房が軒を並べていた通り「旧校場」で製作された年画52作品が展示されている。これまでの上海の文化発展を記録した作品を通して、近代の中国と西洋文化の融合や上海独特の「海派文化」の変化を垣間見ることができる。
同センターの石永菁センター長はオープニングセレモニーの挨拶で、「今年、当センターが開催する『歓楽春節』シリーズのイベントは内容が豊富で、この上海旧校場年画展のほか、新年書画展や民族音楽会、唐詩詠唱会、古琴茶道表演会、民俗講演会、さらに長崎のランタンフェスティバルでの演目などがある。特に、春節(旧正月、今年は1月28日)前日の大晦日の夜には、日本最大のネットプラットホームで、日本の人々に中国のお正月の過ごし方を紹介するほか、中国中央テレビ(CCTV) の『春晩』(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)も同時生放送され、日本の華僑や日本の人々と共に春節を祝う」と紹介した。
年画展のオープニングセレモニーでは、春節民族音楽会も行われ、中国と日本の音楽家が中国伝統の民族楽器で、両国の名曲を演奏した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年1月25日
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