米国で生まれ育ち、ハーバードT.H.チャン公衆衛生大学院を卒業したレスリーさんは出産後、中国式の産後の肥立ち(出産後の産褥期の女性に対して、生活上の様々な制限を加える伝統的風習)を体験した。参考消息が米「ワシントン・ポスト」のサイトの報道を引用して報じた。
レスリーさんによると、4人目の子供を妊娠したことを知った伯母から、中国の産後の肥立ちの慣行に従ってみるよう勧められた。
そして、出産後、伯母はお祝いとして、カリフォルニアにある産後の肥立ち専門のセンターで、専用の食事を注文してくれたという。同センターは「出産後の回復を助けるおいしくて手軽な食事提供」をうたい文句にしている。
レスリーさんが生まれたばかりの赤ちゃんと病院から家に帰った当日、3歳の子供のおもちゃ箱には十分な大きさの箱が送られてきた。その箱の重さは約40キロで、その中に保冷ケースが7つ入っていた。各ケースには、1週間分の出来合いの食事が入っていた。その内容は、朝食のおかゆ、卵、昼食の魚のスープ、チョウセンニンジンのような体を温めてくれる「陽性」の食品で作ったおかず、野菜、ライス、夕食のブタの足や肝臓などで作ったスープ、ごま油スープ、野菜、ライス、デザート、漢方式の飲み物など。一家全員が食べるのに十分な量で、電子レンジで温めてすぐに食べることができた。
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