「反グローバル化」、保護主義、地域協力の分断化といった重大な問題に対して、習主席がアジア太平洋経済協力会議(APEC)リマ会議で出した揺るぎない力強い答えを人々ははっきりと覚えている。「保護主義に活路はない」「われわれは一時の困難のために足を止めることはできない。経済グローバル化に参加する過程において、各自の発展の実践との結合を重視し、公平・公正の問題の解決を重視し、経済グローバル化のより包摂的で誰もに恩恵の及ぶ方向への発展をリードする必要がある」……
「現代世界では、各国は互いに依存し、苦楽を共にしている。われわれは引き続き国連憲章の趣旨と原則を発揚し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係を構築し、人類運命共同体を構築する必要がある」。1年余り前、習主席はニューヨークの国連本部で行った重要演説は人々の共感を呼んだ。現在、世界では紛争問題、敏感な問題が絶えず、発展問題は依然際立ち、非伝統的な安全保障上の試練は一層厳しくなっている。こうした中、習主席の国連ジュネーブ本部、WHO、IOC訪問に、人々は人類運命共同体に対する中国の一層の考えを期待している。
習主席の今年初の外遊は、平和・発展事業に対する中国の変わらぬ追求を担っており、重大かつ深い意義を持つ。中国の特色ある大国外交が全面的推進の中でたゆまず新たな1ページを開くことを世界は目にする。世界も、中国の外交活動の中に、第13次五カ年計画の着実な推進の中に、中国の知恵、中国の案が世界に与える新たなチャンスをさらに目にすることを期待している。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月11日
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