2016年12月21日  
 

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恋人探しに苦労する中国人 聖夜ディナーでカップル成立を狙う

人民網日本語版 2016年12月21日10:32

多くのアジア国家と同様、中国にはクリスマスを大々的に祝う習慣はない。だが、この欧米のお祭りは、中国の若い独身男性にとって、新たな恋人を見つけるための重要な日となっている。英国メディアの報道を引用して参考消息が伝えた。

英サンデー・タイムズ(電子版)の報道によると、外国料理のレストランは、お互い気になっている恋人未満の男女をターゲットに、ロマンチックなクリスマス・ディナーを打ち出している。その中には、パスタやピザをクリスマス・ディナーのメニューとして出しているレストランもある。

現在恋人がいない独身男女にとって、これは、意中の相手を食事に誘う絶好のチャンスだ。「私たちは、欧米の祝日についてあまり詳しくは知らない。だから、クリスマスは、新しい恋人候補と会うための口実に過ぎない」-新たに創業された企業で働く喬さん(26)はこのように話した。

中国では、意中の人とデートの約束をすることは、決して簡単なことではない。デートをめぐり若者が出くわす問題とは、同性同士の競争だけではなく、両親に関するものだ。世界各地の同年齢の人と同様、中国の若者も同じ問題に直面しており、情け容赦ない親からのプレッシャーにひたすら耐え続けている。中学校・高校・大学時代は、女の子は異性の友人と付き合うことを親から禁止されていた。だが、いったん学校を卒業すると、両親は手のひらを返したように、娘が数年以内に良き伴侶を見つけて結婚するよう迫る。もし、25歳前後、さらには30歳ごろまで独身でいると、結婚を迫る電話が親からかかってくるのが日常茶飯時となり、その言い方も、以前のような婉曲的な表現ではなく、より直接的なものになる。


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