世界有数の医療トラベルセキュリティアシスタンス提供企業であるインターナショナルSOS社の専門家はこのほど、「世界トラベルリスクマップ2017」(TRAVEL RISK MAP 2017)を制作・発表した。マップには、世界各国・地域のリスクレベルが、色別に表示されている。ロシア「スプートニク」通信社の報道を引用して環球網が伝えた。
「最も危険」な国・地域(濃い赤色で表示)は、リビア、マリ、スーダン、イエメン、シリア、中央アフリカ共和国、アフガニスタン、ベネズエラなど。ロシア、ブラジル、ボリビア、カザフスタン、サウジアラビア、ウクライナの各国は「中リスク」に分類されている。
旅行者のセキュリティリスクが比較的低い国は、米国、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、中国、日本、及びほとんどの中欧諸国だ。緑色で表示された国・地域は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、スイス、スロヴェニア、デンマークなどの「最も安全」な国・地域。
マップ製作にあたっては、テロ、政治的激動、戦争、社会的動乱、犯罪率、交通インフラの信頼度、安全・緊急対応当局の業務効率、国家の自然災害対応力など、さまざまな要素が考慮された。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月23日
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