ハワイ沖で行方不明となった海洋冒険家・郭川氏の捜索活動を続けている関係者は北京時間2日、「日本の自動車運搬船が現地時間1日、遭難現場付近を航行した際に周辺海域を捜索したが、残念ながら何の手掛かりも得られずその場を後にした」と話した。新華社が伝えた。
捜索にあたったのは、日本・商船三井(MOL)の自動車運搬船 「FELICITY ACE」。同船は、現地時間午前6時から関連水域で郭川氏の捜索を開始し、午後6時ごろまで捜索活動をつづけたが、辺りが暗くなってきたため、やむを得ず捜索を打ち切った。
「FELICITY ACE」側が捜索チームに発信したメールには、「我々は総力を挙げて郭川氏を捜索したが、残念ながら手掛かりをつかむことはできなかった。日が暮れて周辺が暗くなってきたため、現地時間午後5時55分に捜索を打ち切った。捜索活動において成果を得ることができず、本当に残念でならない。我々は現在、正常な航行に戻った」と記されていた。
郭川氏は北京時間10月25日午後3時、陸上サポートチームとの連絡が途絶えた。行方不明になってから、すでに9日以上経過している。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月3日
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