深センのある名門小学校に通っている4年生の子供を持つというある保護者は最近、微信(Wechat)のモーメンツで、「夜11時を過ぎても、子供が宿題をしている。母親として、子供の代わりに、『宿題が多すぎる』と嘆願したい」と書き込み、大きな話題となっている。華西都市報が報じた。
先日、四川省成都市の梁さんも、微信(Wechat)のモーメンツで「子供の宿題が多すぎる」と書き込み、多くの保護者が「今の小学生は大変すぎる」として、共感を覚えている。
今月20日に、中国青少年研究センターが発表した「『00後(2000年代生まれ)』の発展状況研究」の調査によると、「00後」の7割以上の宿題の量が基準を超えており、塾で勉強する時間が、「90後」の2倍、過半数が睡眠不足となっている。
同調査報告によると、「00後」の小学生が学校にいる時間は平均8.1時間で、「90後」に比べて0.6時間長かった。「00後」の中学生が学校にいる時間は平均11時間で、「90後」に比べて0.4時間長かった。
放課後に宿題をする時間も長くなっている。平日、「00後」の小学生が家でする宿題の平均時間は1.7時間で、13年に教育部(省)が規定した「小学生が家でする宿題は1日当たり1時間を超えてはならない」という基準を、0.7時間オーバーしていた。基準をオーバーしていた小学生の割合は66.4%だった。休日を見ると、「00後」の小学生が家でする宿題の平均時間は基準を1.8時間オーバーしており、基準をオーバーしていた小学生の割合は81.1%だった。
「00後」の中学生の宿題状況は一層深刻になっている。13年に教育部が制定した規定では、「中学生が家でする宿題は1日当たり1.5時間を超えてはならない」となっている。しかし、「00後」の中学生の78.5%がその基準をオーバーしており、平均3時間となっている。休日になると、その時間は4.3時間に達する。
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