2016年10月26日  
 

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外交部、いかなる国の当局者によるダライとの接触にも断固反対

人民網日本語版 2016年10月26日11:04

外交部(外務省)の陸慷報道官は一部の国の政界要人がダライ・ラマ14世と会談したことについて記者の質問に答えた。

【記者】ダライ・ラマ14世は少し前の欧州巡回活動時に、一部の国の政界要人と会談した。われわれは中国外交部報道官がこれについて立場を表明したことにも留意している。その後、関係国政府は中国との関係が損なわれることを懸念し、様々な形で悪影響を取り除いている。これについてコメントは。

【陸報道官】まず、中国側はいかなる国の当局者によるダライ・ラマ14世とのいかなる形式による接触にも常に断固反対だ。この立場を堅持するわれわれの決意に疑いの余地はなく、いささかも揺らぐことはない。

われわれはチェコの大統領、上下両院議長、首相が共同声明を発表し、チェコ外務省も声明を発表して、チェコが中国の主権と領土の一体性を尊重し、チベットが中国の一部であることを承認し、チェコの一部の政治家による個人的行為はチェコの公式政策の変更を示すものではないと強調したことにも留意している。

同時に、スロバキアメディアの報道によると、スロバキアのフィツォ首相も、スロバキア大統領は個人を国益より上に置くべきではなく、大統領の決定は中国との関係を損なったと表明した。スロバキアのライチャーク外相も先日王毅外交部長(外相)に正式に書簡を送り、スロバキア政府が「1つの中国」政策を堅持し、チベットを中国の不可分の一部と見ていると強調するとともに、スロバキア政府を代表して「スロバキアの現政権はいわゆる『チベット亡命政府』や『亡命議会』のいかなる代表とも公的接触を行ったことはないし、今後もすることはない」と厳粛に表明した。

中国側はこうした姿勢表明を重視するとともに、関係国が言動を一致させ、「1つの中国」政策を順守し、中国側の核心的利益と重大な懸念をしっかりと理解し、尊重し、チベット関連の問題を慎重かつ適切に処理し、中国との二国間関係の持続的で健全な安定した発展を確保することを望んでもいる。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年10月26日

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