8月1日に中国三江源第二回ヤク文化イベントが青海省玉樹雑多県蘇魯郷で開幕した。イベント当日、チベット族の原始的な生活が展示されたほか、ヤクの牛糞文化展が同県の格仲草原で行われ、多くの人々がおとずれた。
ヤクは寒冷な地域に生息し、青蔵(チベット)高原のチベット族の伝統的な生活様式を体現する動物でもある。チベット語でヤクは「富」や「宝」という意味もあり、チベット族の人々にとってはヤクの全てが宝のようなものだ。なぜなら、ヤクの毛皮は防寒に役立ち、その肉は優れた食品となり、そのミルクは栄養価が高く、そして常に移動を続ける遊牧民にとって、引っ越しの際の重要な交通手段にもなるのだ。さらにこのほかにも、チベット族はヤクの糞も有効的に利用しており、今回のイベントでは特にチベット族におけるヤクの糞の各種用途について展示している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年8月4日
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