「『一帯一路』(1ベルト、1ロード)の呼びかけは長期的な視野に基づいてもので、関連国・地域の相互連携を強化することは間違いない」。モロッコのムハンマド・ナファ記者(63歳)はこのほど、トルコのイスタンブールで飛行機を乗り換えて北京に到着した。やや疲れの色はみえるものの、意欲は少しも低下していない。新華社が伝えた。
ナファ記者は初の訪中だが、スペインEFE通信のホセ・ベラ社長は何度も北京を訪れている。昨年9月には「一帯一路」メディア協力フォーラムに出席し、今年も同フォーラム出席のため中国にやって来た。クロスボーダーなメディアの発展、メディア間の協力の強化について、意見を述べた。
人民日報社が主催する「一帯一路」メディア協力フォーラム2016が26日に北京で開催された。テーマは「運命共同体、協力の新局面」で、101カ国の212メディアが参加した。
人民日報社の楊振武社長はあいさつの中で、「『一帯一路』は協力の道、豊かになる道、心を結ぶ道だ。ニュースメディアは歴史の記録者であり、現実を見守る者であり、未来の開拓者だ。私たちが『一帯一路』に注目するのは、これが歴史から未来に通じるものであり、閉鎖から開放に向かうものであり、対話を対抗に変え、共同建設することで共有を実現させるものだからだ」と述べた。
楊社長は各国メディア間の協力について、▽「一帯一路」モーメンツの拡大▽市場の融合接着剤になる▽心と気持ちが通い合う同心円を描き出す、の3点を打ちだした。
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