国家洪水干ばつ対策総指揮部総指揮を務める汪洋副総理は23日、北京で国家洪水干ばつ対策総指揮部全体会議を主催した。 中国国際放送局が伝えた。
汪副総理は「7月下旬から8月上旬にかけては、1年を通して降水量が最も集中する期間であり、天候が最も複雑で変化に富む時期であるため、洪水干ばつ対策関連の任務は非常に難度の高いものだ。負傷や死亡事故の対策と減少を主な任務とし、緊急対応プランを整備すると共に、危険区域の住民の避難先・移転先の配置を行なわなくてはならない。北方地域では、次の強い雨への備えに真剣に取り組み、予想される洪水災害の予防の着実な実施が求められる。防御の重点を明確にし、大きな川や重要な堤防、及び大中型ダムの洪水対策時の安全を確保し、鉄道、道路、地下鉄、給水施設、送電線、石油輸送パイプなどの重要施設の機能を確保すると共に、被災者の生活と被災後の復興支援に関しても確実な対策をとらなくてはならない」と述べた。
「人民網日本語版」2016年7月25日
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