台湾当局の指導者・蔡英文氏がこのほど米国紙「ワシントン・ポスト」の取材に答える中で示した「92コンセンサス」と両岸の交流ルートについての態度に対し、国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は22日に質問に答える形で、「両岸関係の平和発展を維持することは、両岸社会の民意の主流であり、『92コンセンサス』と両岸はともに1つの中国に属するという核心的な思想に基づく政治的な基礎がなければ、両岸関係の平和で安定的な発展は確保できない」と述べた。
また馬報道官は、「国台弁と台湾の大陸委員会との連携・コミュニケーションメカニズム、海峡両岸関係協会と台湾の海峡交流基金会との協議・交渉メカニズムは、いずれも『92コンセンサス』という政治的基礎の上に構築されたものだ。1つの中国の原則を体現する政治的基礎が確認されなければ、両岸の制度化された交流を続けていくことはできない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月23日
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