日本での撮影が追い込みに入っている大型ドキュメンタリー映画「尋夢」の製作チームが7月20日、孫中山(孫文)の盟友宮崎滔天氏の孫娘、宮崎蕗苳(ふぎ)さんに取材を行なった。宮崎蕗苳さんは製作チームに歓迎の意を表し、快く取材に応じた。
宮崎蕗苳さんは長期にわたり、中日友好を促進するための取り組みを行っており、孫中山氏の研究・記念活動に参加するために十数回も中国を訪れたことがある。
取材を終えると、宮崎蕗苳さんの息子である宮崎黄石氏が、製作チームに家宝である数点の貴重な文物を紹介。それらの文物には宮崎滔天と孫中山の交流史が生き生きと記録されていた。
同日午後、製作チームは孫中山氏がかつて東京で滞在したことのある帝国ホテルでロケをおこなった。
中国新聞社と広東放送・テレビ局が共同でプロデュースしたドキュメンタリー映画「尋夢」は、完美中国(Perfect China)の支援のもと、7月13日にマレーシアで正式に海外ロケをスタートさせた。2番目のロケ地として日本で撮影を行ったあと、製作チームは8月上旬に米国、香港地区、澳門(マカオ)地区などに向かう予定だ。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年7月22日
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