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中国の高校生が日本の最先端科学技術の魅力を体験 さくらサイエンスプラン

——「さくらサイエンスプラン」のフェアウェルセレモニーが東京で開催

人民網日本語版 2016年07月27日10:00

「さくらサイエンスプラン」のフェアウェルセレモニー

独立行政法人科学技術振興機構(JST)が企画する「日本・アジア青少年サイエンス交流計画(さくらサイエンスプラン)」に参加し、日本を訪問していた中国を含む9ヶ国の高校生100人余りがこのほど、フェアウェルセレモニーに参加した。人民網が報じた。

今回のさくらサイエンスプランでは、今月17日から23日まで、中国の高校生50人とフィジーなど9ヶ国の高校生54人が日本の学校や科学研究機構、博物館などを見学し、日本の科学技術や文化に対する理解を深めた。

セレモニーでは、在日本中国大使館の■湘平公使参事官(■はこざとへんに元)が挨拶をし「青少年は世界発展や平和の希望で、青少年の交流を促進すること非常に有意義なことだ」と語った。

また、南京外国語学校から来た張予琪さんが、「今回日本を訪問して行った交流では、幸運にも日本の最先端の科学技術に触れたり、日本独特の文化を体験したり、ノーベル賞受賞者と実際に会って交流したりする機会があり、本当にいい勉強になった」と感想を語った。

中国の高校生を引率した西安科技局の曹媛昭さんは、「中国の南京や西安などから来た高校生が日本の環境保護やエコ、リサイクルなどの最先端科学技術を直接体験することができた。学生にとっては忘れがたい経験となっただろう。青少年の交流を通して、両国の友好が深まることを願っている」と語った。

2014年から始まった「さくらサイエンスプラン」は、産学官の緊密な連携により、アジアの優秀な青少年が日本を短期に訪問し、アジアと日本の青少年が科学技術の分野での交流を深めることを目的としている。そして、アジア地域の青少年の日本の最先端科学技術への関心を高め、アジア各国の優秀な人材の育成を進めることで、アジア地域の科学技術の発展に貢献することを目的としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年7月27日

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最新コメント

中川 清三   2016-10-19125.53.124.*
 「中国の高校生が日本の先端科学技術を体験した」、という記事をみて、将来の日中関係に良い結果を出す事だろうと実感している。 日本の環境技術の進歩は、日本人も感心することが多く、特に下水処理技術の進歩のスピードが凄い。2~3年前までの汚泥処理においては発生した汚泥の一部を敷石やタイル業界に無償で引き取って貰っていたが、最近ではその殆どをセメント業界や肥料業界に販売するようになっていて、佐賀県の下水道処理場で発生した汚泥を、農業者がトラックで買いに行き、汚泥肥料で育ったアスパラガズの味が著しく美味しくなり、高値で取引されている事が解った。産業廃棄物も従来は70%しかリサイクル出来ずに、残った雑廃棄物は焼却処分していて、有害物質が大気汚染していたが、それも今では100%リサイクル可能となりっている。 中国の若者がそういった日本の技術を目にして、環境問題を強く意識するようになれば、50年前の日本が強度の環境汚染からさよならし、遠い昔話になったように、中国が抱えている大気汚染も水質汚染もおのずと解決出来て、昔は大変だったなア~と思える日がきっと来ることだろう。