中国航天科技集団公司が27日に発表した情報によると、中国の大型ロケットはすでに十分な論証を終えている。関連作業が順調に進めば、15年内に初打ち上げを実現する見通しだ。新華社が伝えた。
同公司の楊保華副社長によると、中国の大型ロケットはすでに十分な論証を終えている。現在の設計図によると、このロケットの直径は10メートル弱で、全長は100メートル弱。積載量は既存のロケットの5倍以上。未来の有人月探査、火星サンプル回収、太陽系惑星探査などさまざまな深宇宙探査任務の需要を満たすことが可能で、未来の宇宙探査、より広く遠い宇宙の探査における発言権を保証する。
大型ロケットとは、離陸時の推力が約3000トン、低地球周回軌道の積載量が約100トンのロケットを指し、主に有人月上陸および大型深宇宙探査機の打ち上げに用いられる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月28日
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