中国初の水中観測網水質モニタリングシステムが北京市で発表された。中国の飲用水源の水質モニタリングは現在、水源サンプルのモニタリングとブイによるモニタリングの2種類の方法で行われている。中天海洋システム公司が開発した同システムは、水中観測網の管理、電力遠隔供給、水中観測データ受信、データ伝送・保存、ユーザーのパソコン・携帯電話との情報交換が可能。水質情報を知る必要がある行政部門および一般人は、リアルタイムで水質をチェックできる。北京日報が伝えた。
専門家によると、この新技術は長江、黄河、淮河など7大流域の水質をオンラインモニタリングし、太湖、洞庭湖、千島湖、ハ陽湖など大型湖沼の水質、全国180以上の重要ダムの水質、近海の水質、都市部住民の生活用水の水質をモニタリングし、応用の高い将来性を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月27日
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