国家国防科技工業局が発表した情報によると、中国初の静止軌道上を飛行する高分解能地球観測衛星「高分4号」が13日、正式に稼働開始した。同局は今年8月、高分3号の打ち上げを予定している。人民日報が伝えた。
高分4号は中国初の、静止軌道上で分解能が世界最高の地球観測衛星で、昨年12月29日に西昌衛星発射センターから打ち上げられた。全面調査・凝視・エリア・機動巡航の4種の作業モデルを持ち、パンクロ・マルチスペクトルカメラの分解能は50メートル以下、イメージング幅は500キロメートル以上。中波長赤外域カメラの分解能は400メートル以下、イメージング幅は400キロメートル以上。衛星データは水、堰止め湖、雲、林、山火事、エアロゾルの厚さなどの識別の需要を満たし、減災・気象・地震・林業・環境保護などを力強く支える。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月14日