2016年6月7日  
 

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幼稚園に行かず僻地を徒歩で旅する4歳女児 親の教育方針が論争の的に (2)

人民網日本語版 2016年06月07日16:16

一部メディアがこの「バックパッカー女児」に関する記事を取り上げたところ、多くのネットユーザーが次々と関心を抱いた。一部のネットユーザーは、「何万冊の本を読むより、万里の道を歩いた方が子供のためになる」と、このような教育方針が目新しく素晴らしいものだと称賛した。だが、疑問を抱くネットユーザーの方が多かった。彼らは、「子供の見分を広め、身体を鍛えることは悪いことではない。だが、幼い子供に常に成人と同じ運動量を課すことは無意味であり、『過ぎたるは及ばざるが如し』という事態に陥りやすい」との見方を示した。

一部のスポーツ医学専門家は、このような行為は子供の身体にダメージをもたらし得ると指摘する。江西省人民病院スポーツ医学科の李洪波・副科長は、「人間の運動量は、幼少時から成人期まで、だんだんと増やしていくべきだ。子供の体質によって差はあるが、両親は子供の身体を鍛える方法について気を配る必要がある。ある程度の量の運動は、子供の身体を鍛える上で有益だが、負荷が高すぎると逆にマイナス影響が及び、免疫力も低下する恐れがある。極端な場合は、子供の骨格の成長に悪影響が及び、四肢の成長の妨げとなり、四肢短縮症や関節奇形の原因となる」と指摘した。


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