李克強総理は16日午後、アフガニスタンのアブドラ行政長官と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
李総理は「アフガニスタン側と共に努力して、政治、経済、安全、人・文化および国際・地域問題で双方の協力深化に力を入れ、両国関係をさらに新たな段階へと押し上げ、地域の平和・安定・発展に新たな貢献を果たしたい」と表明。
「アフガニスタンによる国家インフラ整備計画の策定を手助けし、双方協力の優先分野を確定し、合意済みの投資協力プロジェクトをしっかりと実行したい。中国企業の柔軟で多様な方法によるアフガニスタンとの生産能力協力を支持し、情報分野のコネクティビティを強化し、アフガニスタン側の現実的ニーズに基づき、産業、教育、地方など様々な分野で協力を展開するとともに、アフガニスタンの経済・社会発展のために各種の人材を育成したい」と述べた。
アブドラ長官は「中国企業の対アフガニスタン投資協力の拡大を歓迎する。インフラ整備、住宅保障、鉱物資源開発、情報通信、農業、教育、防衛・安全分野の協力をさらに深化し、地域のコネクティビティ強化を推進したい。アフガニスタンは両国の経済協力の安全性を確保するために全力を挙げる」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月17日