雲南省玉渓市に生まれつき2本の前脚だけしか持たない「不屈の羊」がいる。後脚が極度に委縮しているこの羊は生後2日で自分の力で立ち、1週間ほどすると前脚で歩けるようになった。「不屈の羊」は時おり羊の群れについて山肌で草をはんでいる。山を登るときは比較的簡単だが、降りるときはバランスを取るのが難しく、よく転んでいる。転んでしまった時には、周りにある石ころを探し、それに腰かけ代わりに座り、一息ついたらまた歩き出す。現地の村民の多くは、この羊のことが好きで、その不屈の精神に敬服している。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月16日