広東省汕頭(スワトウ)市衛生・計画出産局(衛計局)が、7日に開催された記者会見で明らかにしたところによると、広東省衛生・計画出産委員会はこのほど、「汕頭牛肉丸(スワトウ牛肉団子)」の食品安全地方基準を制定、発表した。これは、広東省が初めて、省レベル基準として定めた食品安全基準となった。同基準によると、牛肉の含有量が9割を上回るものだけを、「汕頭牛肉丸」と称することができる。中国新聞網が報じた。
「広東省食品安全地方基準 スワトウ牛肉団子」は、今年9月1日に施行される。牛肉の含有量が9割以上と定められたほか、色、香り、仕様、検査方法、生産加工工程など各方面において規範化が行われた。
スワトウ牛肉団子は、国内外で極めて人気の高い地方名産食品だ。歯触りが良く柔らかく、弾力性に富むことで有名で、100年の歴史を誇る同品は、「中華名シャオチー」にも選ばれている。大まかな統計によると、スワトウ牛肉団子は、1日あたり40トン以上輸出されており、海外販売量は年間1万トン以上。かなり大規模な生産・販売ネットワークが形成されており、年販売額は10億元(約167億6千万円)を上回る。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月11日