第三軍医大学西南病院(重慶市)で9日に実施された、もうすぐ「パパ」になる男性に妻の出産の痛みを体験してもらうイベントに男性10人が参加。男性らは「妻をもっと大切にしなければ」と声を上げるなど、女性の苦労を身にしみて感じたようだ。重慶晩報が報じた。
同日午前、同病院の診察ホールで行われた同イベントで、妻の応援の下、男性らが出産の痛みを体験。痛みがレベル3の時、男性2人は「針で刺された感じ」、「蚊に刺されたのと同じ感じ」と笑いながら話すなど、余裕の様子だった。
しかし、痛みのレベルが5になった時、男性2人は口数が減り、痛みと共に体も動かし始めた。そして、レベル6になると歯を食いしばるようになった。出産の痛みと同じレベルは10。最終的には、最も忍耐力のある男性でも、レベル7までしか耐えることができなかった。
体験者の秦さんは、「心の準備はできていたけど、それでもどんどん大きくなる痛みは予想以上だった」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月11日