政治協商会議の委員が政治協商会議常務委員会の活動報告をめぐる討論で、活発に発言する様子。
注目を集めていた中国人民政治協商会議第12期全国委員会第4回会議が3月3日午後、北京の人民大会堂で開幕した。この会議は中国共産党の指導する多党協力と政治協商の重要な機構であり、中国の国情に合致し、世界的に見ても独自の特色を備えるものだ。
民主的な監督は政治協商会議の3つの職能(政治協商、民主監督、参政議政)のうちの1つだ。それでは、政治協商は民主的な監督の役割をどのように発揮し、党と政府が業務を改善するのをどうやって助けるのだろうか。これについて、中国人民政治協商会議弁公庁研究室の舒啓明室長(大会事務局文書起草チーム代表)は「人民日報」の取材に答える中で、「ここ数年、政治協商会議は民主的な監督の下で大いに努力し、監督を計画性があり、テーマがあり、ベクターがあり、成果のあるものにした」と説明した。
舒室長は、「これまで民主的な監督という機能が相対的に弱かった。ここ数年、政治協商会議は重大改革措置の実施状況と人々の関心に主に焦点を当て、投資審査制度の改革、トングリ砂漠の汚染対策、小規模農耕地の土木工事、環境衛生事業従事者の権利保障など監督の性格が濃い12項目の調査研究・協議活動を展開し、真剣に責任ある態度で批評性を備えた建設的な意見や提案をうち出し、関連事業の改善と政策の登場を推進してきた」と指摘した。