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中国のLEDチップ、最大出力が世界一に

人民網日本語版 2016年01月28日15:10

圓融光電科技株式有限公司が27日に発表した情報によると、国家級認証機関の中国杭州遠方検測校准技術有限公司による検査・論証を経て、子会社の青島傑生電気有限公司が独自に開発した280ナノ高出力深紫外LEDチップの1枚当たり最大出力が、世界記録を更新した。科技日報が伝えた。

この深紫外LEDチップは、常温常圧および1000ミリアンペアの電流の持続給電という条件下、1枚当たり176.6ミリワットの出力で安定し、電圧は5.8ボルトのみだった。この優れた電気学的特性により、同チップの直流は1アンペアに達し、光出力の飽和に近づいた。この記録は米SETI社が先ほど報告した100ミリワット、日本の情報通信研究機構とトクヤマが報告した90ミリワットの記録を大幅に上回る。専門家は、「同技術は中国の深紫外LED産業にとって画期的な進展だ」と話した。

LED産業は広大な市場を持つ。主に殺菌・消毒・浄化、医学、軍事、機密通信などの分野で応用されている。深紫外LEDの殺菌・消毒機能の普及により、健康産業の構造に激変が生じる。深紫外LEDは白物家電(加湿器、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、空気清浄機、ウォーターサーバーなど)によく利用されている。深紫外LEDによる殺菌・消毒は、製品の標準スペックになる見通しだ。データによると、2015年上半期の中国の家電市場は7575億元(1元は約17.8円)規模に達した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年1月28日

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