最近、携帯SNSの微信(Wechat)のモーメンツで参加型ゲームが流行している。このゲームは以前、南方科技大学が「自主招生(各大学独自の選抜方法による入学試験制度)」の入試テストとして出した問題の一つで「7分以内に連続した数字を1から300まで書くこと(修正してはいけない)」という見たところ簡単そうな問題なので、多くの人がチャレンジしているが、失敗に終わる人が少なくない。中国放送網が伝えた。
簡単そうに見えてどうして成功する人が少ないのだろうか?ある心理学者は「現在の生活リズムは速く、情報のやり取りも非常に多い。そのため注意力が散漫になりがちで、落ち着いて1つの事に向き合うことが非常に難しい。また多くの人々は1つの物事に対して、心理的な先入観を持っているため、容易に心理的な慣性の法則が生じやすく、簡単な問題を複雑化しやすい。このゲームは一種の心理テストと言っていいだろう」と分析している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年1月7日