初めて日本に行った観光客なら誰でも、その整った街並み、青い空、清潔な街中に驚くだろう。街中でゴミを見かけることはなく、清潔な環境が日本の「名刺」になっている。新華網が報じた。
日本も3、40年前は、ゴミや汚染に悩まされていたと言うと想像がつかないかもしれない。筆者は日本に住んでいて、都市環境の大幅な改善は、長期間にわたる努力の結果であると感じている。中でも、数十年間、一貫してゴミの分別を徹底して行うなどの環境保護政策と大きな関係がある。
日本の街中にある分別ゴミ箱
日本では1970年代からゴミの分別が始まった。初めは、燃えるゴミと燃えないゴミにだけ分けていた。その後、資源ゴミを種類ごとに回収して、再利用するなど、分別もより細かくなっている。ゴミを分別して捨てる手順は非常に煩わしいものの、それが徹底されているのは、日本政府と市民がそれを非常に重視し、法律・法規・制度も整っていることと密接な関係がある。