欧州物理学会のウェブサイトは11日、2015年度の国際物理学における10の画期的な成果を発表した。中国科学技術大学教授の潘建偉氏、陸朝陽氏らの科学研究成果「多自由度量子テレポーテーション」が入選し、首位に選ばれた。人民日報海外版が伝えた。
潘氏が率いる研究チームは、世界で初めて「多自由度量子構造のテレポーテーション」に成功した。この成果は基本粒子しか伝送できないという、国際学術界の1997年以来の単一自由度の制限を打破し、拡張可能な量子計算および量子ネットワーク技術の発展に向け基礎を固めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月14日