韓国文化庁によると2日、アフリカ南西部ナミビア共和国の首都ウィントフックで開かれた第10回無形文化遺産政府間委員会で、韓国、ベトナム、カンボジア、フィリピンの4ヶ国で共同申請した「チュルダリギ(綱引き)」が正式にユネスコの無形文化遺産リストに登録された。京華時報が伝えた。
チュルダリギは豊作を祈る一種の農耕民の遊びで、韓国を含む稲作文化圏で広く行われている。昨年3月韓国はベトナム、カンボジア、フィリピンとチュルダリギを共同申請した。
これにより韓国は計18件の無形文化遺産を登録したことになる。これまでに無形文化遺産に登録したのは順に宗廟祭礼と宗廟祭礼楽、パンソリ(民俗芸能)、江陵端午祭、カンガンスルレ(歌と踊り)、男寺党ノリ(民俗芸能)、霊山斎、済州チルモリ堂燃燈グッ(シャーマニズムの儀式)、処容舞、ガゴク(楽団を伴う叙情歌)、デモクジャン(伝統的な木造建築)、鷹狩り、テッキョン(伝統武術)、チュルタギ(綱渡り)、モシ織物、アリラン(叙情民謡)、キムジャン(キムチ文化)、ノンアク(農楽)となる。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月4日