2日、環状道路・東三環路や東四環路、京通快速路の上空を旋回し交通状況を立体的に観測する警察のヘリコプター。幹線道路、特に渋滞する区間で交通違反をしている車両を録画・撮影した。
中国で12月2日は「全国交通安全デー」。北京市の警察は、ヘリコプターを投入して、環状道路などの幹線道路上の違反車両を撮影。地上の警察と連携して摘発を強化した。同日、早朝のラッシュ時間帯に、京通快速路の路線バス専用レーンを走る違反車両もカメラに収められた。北京日報が報じた。
新華網の報道によると、北京市公安交通管理局は2日より、ヘリコプターを導入して交通違反車の摘発を強化している。上空で収集した違反車両の動画や静止画は、交通警察が確認した後、法律に基づいて処理される。また、ヘリコプターから確認された道路交通情報に基づいて、交通管理当局は信号機間隔を調整したり、道路交通情報を発表して車の流れを誘導したり、渋滞地点を把握して、適切な対応をしたりすることができる。