新型公衆トイレのモデルルーム「第5空間」が19日、北京市房山区政府前の広場で竣工し、使用が開始された。このトイレではWi-Fiが使用可能なほか、料金支払い端末、ATMが設置されている。携帯電話や電気自動車の充電が可能で、不要になったものをここでリサイクルすることもできる。北京市環衛集団によると、この「第5空間」は来年の年末までに、1000カ所に設置される見通しだ。「第5空間」はさらに現在の張家口地区に設置され、2022年北京冬季五輪で活躍することになりそうだ。北京晨報が伝えた。
一部の「付属機能」の他に、「第5空間」の公衆トイレとして最も重要な機能にも、非常に大きな変化があった。便器は前後に分かれ、中間で隔てられている。壁には緑の光を放つ2つのボタンがあり、「大」、「小」と記されている。便の「分類」が、ここで初めて実現された。壁のボタンを選ぶことで、水資源を大幅に節約できる。
またここの洗面台、シャワー室などで使用される水は、先進的な処理技術により循環利用される。さらに負圧技術を採用したことで、トイレ内の異臭を抑えることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月20日