絶賛開催中の第28回東京映画祭で、「アジアの未来」部門にノミネートされた相国強監督の「少年バビロン」が上映される2か所の会場は全て満席だ。特筆すべきなのは、日本で著名な岩井俊二監督が試写会にふらりと姿を現し、上映後の観客との交流会に参加した。岩井監督は「少年バビロン」を文句なしで評価し、劇中の女性主人公である白藍を演じた李夢に「素晴らしい」という形容詞を連発、自分の次の映画に参加してほしいと語った。中国新聞網が伝えた。
青春をテーマにした映画「少年バビロン」はクランクインしてから関心を集めてきた。今年の映画祭で早くも岩井監督が「少年バビロン」の予告編で魅了され、劇中の神秘的で清楚で上品な白藍に「李夢の演技があまりにも素晴らしく期待を持たせる!」と驚かされ、SNSで李夢に向けての賛辞とともに早く映画が見たいと表明した。「少年バビロン」が東京映画祭にノミネートされたと知り、岩井監督はすぐさま李夢の招待を受け、「少年バビロン」の東京映画祭での初上映に出席、一緒に観劇し、映画を盛り立てた。