中国商務部(省)は20日に定例記者会見を開いた。沈丹陽報道官によると、9月の全国輸出入総額は前年同月比8.8%減の2兆2200億元(1元は約18.86円)となった。データによると、9月の輸出の下げ幅は引き続き縮小し、輸入は低迷が続いた。中国新聞網が伝えた。
沈報道官は税関の現時点の統計データに基づき、9月の全国輸出入総額が前年同月比8.8%減の2兆2200億元になったと発表した。うち輸出額は1.1%減の1兆3000億元、輸入額は17.7%減の9200億元で、黒字額は96.1%増の3762億元。ドル換算では、全国輸出入総額は11.4%減の3508億ドル。うち輸出額は3.7%減の2056億ドル、輸入額は20.4%減の1452億ドル、黒字額は93.3%増の603億ドル。
9月の対外貿易の運行状況には、以下の5つの特徴が見られた。
▽輸出の下げ幅が引き続き縮小し、輸入の低迷が続いた▽欧米およびASEANへの輸出が増加に転じ、周辺地域からの輸入の下げ幅が大きかった▽一般貿易輸出が増加に転じ、加工貿易の下げ幅が拡大した▽電気機械製品およびハイテク製品の輸出が高い伸び率を示し、一部の大口商品は輸入量が増加し、価格が低下した▽東部地区は全国を上回り、中西部地区の下げ幅がやや縮小した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月21日