「80後(1980年代生まれ)」さらには「90後(1990年代生まれ)」の若い両親にとって、「育児」はすでに、生活の主要な部分を占めている。「いかに子供を教育するか」「さまざまな教育理念のバランスをいかに取るか」「学校の授業や宿題の重圧の中で、いかに楽しく伸びやかな子供の成長をリードできるか」といった問題はいずれも、現代の若い両親の間で熱い議論の的となっており、ここから育児に対する彼らの焦燥感が生まれているようだ。中国青年報が伝えた。
中国青年報社会調査センターはこのほど、2001人を対象に子育てに関するアンケート調査を実施した。回答者のうち、「周囲に、子育てに関して焦りを感じている若い父母が多い」と答えた人は60.0%に達した。このうち、「非常に多い」とした人は12.9%、「かなり多い」は47.1%だった。回答者が子供を観察する中で、若い父母の誰もが焦りを感じる問題として、「子供がちゃんと勉強しない(64.1%)」「身体が健康ではない(60.3%)」が挙がった。以下、「子供の性格に問題がある(44.0%)」「子供をめぐる人間関係が好ましくない(33.7%)」「子供にこれといって優れた点がない(33.2%)」「社会的な常識がない(30.8%)」「経験や知識が狭い(27.2%)」「親子関係に問題がある(25.1%)」「ルックスに問題がある(23.6%)」といった問題が続いた。